こんにちは
管理人のけんごです。
今日お話するのは
資料解釈で満点を取るためのコツと勉強法です。
公務員試験において資料解釈は
多くの受験生の得点源となる科目です。
それもそのはずで
数的推理みたいに複雑な問題とは一線を画する科目だからです。
資料解釈は公務員試験のオアシスです。
図を見て考えるだけなので、細かい知識も必要ないのですから
ここで点を稼がない理由はありません。
僕は散々このサイトでは
・基本問題を確実に解け
・難問には絶対に凝るな
と、あなたに伝えてきましたが、資料解釈だけは例外です。
数的処理が苦手なら、資料解釈で満点を目指して下さい。
その勉強法について詳しくお伝えしていきます。

こんな人にメリットがあります
・資料解釈で計算ミスをしてしまう。
・資料解釈の計算が細かすぎて困る。
・以外と種類が多くて苦戦している。
この記事を読めば
あなたの資料解釈の勉強は
合格の為に即したものに変えることができます。
ぜひ目を通して下さい。
資料解釈の裏技 その①
まず出題数ですが
都庁・特別区4 問
国般・国税3 問
財務・労基3 問
裁判所⼀般1 問
地⽅上級1 問
市役所1 問
これが基本です。
※この数値はほとんど毎年変化ありません。
出題数が変化しても±1程度です。
資料解釈の傾向ですが
地⽅系… 資料の読み取りは易しいが、計算が複雑
国家系… 資料の読み取りが難しいが、計算は単純
上のような傾向があります。

※ポイント※
国家系で資料解釈が解けないパターンで意外と多いのが
実は、資料そのものを正確に読み取れていないということ。
気をつけて下さい。これができないとお話になりません。
そしてこの資料解釈ですが、前述した通り
資料解釈に関しては全問正解を⽬指しましょう!
なぜなら
数的処理の中でも、1 番簡単だからです!
「資料」と「問題⽂」をしっかりと把握し、計算を確実に⾏うだけで得点できます!
「資料解釈は簡単だから勉強しなくてもいいや」
という考え⽅は絶対にNG です。
資料解釈で確実に得点出来れば
あなたの数的処理の得点は、とても安定しやすくなります。
資料解釈の裏技 その②
2つ目の資料解釈の裏技は
計算は3 桁で⾏えば⼤丈夫ということです。
資料解釈に複雑な数字が出てくることがありますが
3桁まで四捨五⼊して計算して下さい。
例えば
57.4567 という数値があったら
57.4567→57.5 で計算してかまいません。
時間短縮になりますし
これで正解がずれることはありません。(誤差は1%も無い)
資料解釈の裏技 その③
3つ目の裏技は
複雑な選択肢は後回し、まずは簡単な選択肢を消していくということです。
資料解釈ですが
5 つの選択肢のうち、3 つは簡単に切れます(難易度低い)
残りの2 つが残るわけですが
その2 つのうち、1 つが分かれば正解を導けるわけです。
消去法を上⼿に活⽤しましょう。
複雑な選択肢を避けて、計算時間を短縮しつつ正解を導き出すことができます!
資料解釈の裏技 その④
正解は後ろの選択肢である確率が⾼い。
過去問を解いていくと実感すると思いますが
正解の選択肢は⾼確率で3.4.5 のどれかが殆どです。
1.2 の選択肢が正解であることは⽐較的少ない
(無いとは⾔い切れないが)
これは、正解の選択肢を前にしてしまうと
受験者の時間を削ることができないからだと思われます。
そこでオススメなのが
資料解釈は選択肢5から解いていくこと!
時短短縮に繋がるので、
⽂章理解などの、時間をかければ正答しやすい科⽬に時間を割けられるようになります。
資料解釈の裏技 その⑤
⾃分なりの着眼点を⾝に着けよ
資料解釈は暗記することがないぶん
「慣れ」が重要になる分野です。
⾃分なりに
「この問題のパターンは、ここに注⽬すればよい。」
という具合で
解き⽅が⾝に染み付くレベルまで落とし込むことを⽬標にしましょう!
このレベルまで落とし込めれば、本試験でも焦ることはなくなりますよ(実体験)
資料解釈の裏技 その⑥
さて資料解釈の勉強法ですが
基本的には
受験⾃治体の過去問を勉強すること。
これで本試験でも得点できるレベルに仕上がります。
資料解釈なんですけど
試験種ごとに問題タイプがハッキリと分かれています。
国家⼀般の合格を⽬指すのに
地⽅系の都庁の問題を解くとか
特別区の合格を⽬指すのに
国家系の国税専⾨官の問題を解いたりするのは
全くの無駄ですので、やめましょう。
市販の過去問題集を解くのはなしです。
本当にただの無駄苦労になりますよ。
どうしても
+a として受験⾃治体以外の問題を演習するのなら
国家志望は、国家公務員試験の過去問で
地⽅志望は、地⽅公務員の過去問で⾏ってください!
資料解釈の裏技 その⑦
たった1 ⼿間で計算ミスを防ぎ、単純ミスをしない方法
さて資料解釈ですが
1 番やってはいけないことは
簡単な計算ミスで得点を落とすことです。
これは本当に勿体無い。
しかし毎年⼀定数の受験⽣は
簡単な計算ミスで、易問な資料解釈でミスします。
逆に
ここにある計算⽅法で
あなたが資料解釈で確実に得点できれば、それだけあなたの合格率も変化してきます。
ここで
計算ミスを簡単に防ぐ2つの方法をご紹介します。
裏技
分数の⽐較を簡略化する方法①
割合を比較する問題なんかは
複雑な分数を⽐較しなければならないことがあります。
ここで簡単に分数を比較できる裏技をあなたに伝授します。
2 つの分数の
分⺟と分⼦の増加率を⽐較して下さい。
以下は簡単な例です。
\(\frac{40}{100}\)と\(\frac{50}{120}\)を⽐較する場合
\(\frac{40}{100}\) を基準とすると
つまり分⼦の増加率の⽅が⾼い
よって
\(\frac{40}{100}\)<\(\frac{50}{120}\)
となるわけです。
分かりやすい例で説明しましたが
分⼦の増加率が上なのか?
分⺟の増加率が上なのか?
これを考えるだけで2 つの分数の⼤⼩を
簡単に確認できます。
複雑な分数の⽐較は、この⽅法が⾮常に有効です。
裏技
分数の⽐較を簡略化する方法②
50%・25%・10%・5%・1%に関しては、
暗算で応えられるようにしましょう。
50%
→半分
25%
→÷4
10%
→⼩数点を上の位に移動(0 を1 つ消す)
5%
→10%の半分と考えましょう。
1%
→⼩数点を2 つ上の位に移動(0 を2つ消す)
資料解釈の裏技 その⑧
試験本番の余⽩は予想以上に狭いと⼼得よ!
勉強時には、捨て紙などを使って
紙に⼤きく式を書くことができますが
試験本番は、余⽩が狭いことに注意しておきましょう!
以外と慣れがないと
やりづらさを感じる原因となりますから
うっかりミスを誘発します。
試験直前期には
「少しやりづらい」
ぐらいの余⽩の⼤きさに慣れておきましょう!
地味ですが大切なことです。
以上が、
資料解釈の得点を劇的に上げる8つの裏技です。

資料解釈の裏技 まとめ
・計算は3桁で概算
・消去法の活用
・正解は後ろの選択肢が多い
・自分なりの着眼点を身に着けよ
・自治体の過去問を学習せよ
・分⺟と分⼦の増加率を⽐較せよ
・試験本番の余⽩は予想以上に狭い
それでは今すぐに
8つの裏技を活用して
資料解釈の過去問を解いてみましょう。
そうすれば、
あなたの資料解釈の得点力は
他の受験生を抜き去ることになります。
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今日は以上です。
ありがとうございました。
けんご
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