こんにちは。
管理人のけんごです。
今日は正答率をぐっと高める
判断推理の解き方についてあなたにお伝えします。
こんな人は記事を見るとメリットがあります。
・数的推理と判断推理の違いがイマイチ掴めない。
・問題を解いている途中で解答に詰まってしまう。
・判断推理が解けなくて悩んでいる。
ぜひ最後まで読んで判断推理のコツを掴みましょう。
判断推理の基礎
判断推理で得点を稼ぐために
まずあなたに理解して頂きたいことがあります。
それは、判断推理は計算問題ではないということです。判断推理は文字の通り推理して判断することです。数学と数的推理とは別の概念であることを理解してください。判断推理を数的推理や数学と同じアプローチで解くことはできません。
判断推理で大切なことは、論理的な掘り下げです。判断推理は数学ではありません。それ故に数学が苦手であった人も判断推理は得点を伸ばしやすい科目です。
本ページでは、その論理の掘り下げ方を解説します。
大切なのは『情報の整理→場合分け』
判断推理で正解を導くためのプロセスは2つです。
その1 情報の整理
その2 場合分け
これだけです。
判断推理の根幹なので、頭に焼き付けて下さい。求められる思考プロセスはこの2つだけです。
次からは詳細な部分について解説していきます。
回答プロセスその1 情報の整理
判断推理で正解を出すために必要な1つ目のプロセスは何だったでしょうか。そう『情報の整理』です。
情報の整理とは
問題文として提示されている条件を、図でまとめることを言います。判断推理を解くための最初の手順は問題文で与えられた条件を図にまとめることです。
与えられた条件を図でまとめることで確実にいえる事象を導くが出来ます。
回答プロセスその2 場合分け
ここからは
回答プロセスその②『場合分け』に入ります。
場合分けとは?
すべてのパターンを把握できない場合、
考えられるパターンをすべて検証すること。
回答プロセスその1『情報の整理』から問題文から確実にいえる事象が分かりました。
仮にこれを事象Aと置いてみます。
情報の整理が終了した段階で
事象Aからそれ以上確定できる情報はなくなりました。
しかし、事象Aから正答を導くことが出来ない場合、
事象Aをさらに掘り下げなければなりませんよね。
それを検証するのが場合分けです。
故に判断推理は泥臭い検証作業を要することがあります。
ここは計算によって正答が絞れる数的推理との大きな違いです。
よくある判断推理に関する誤解
判断推理とは算数や数学(計算問題)とは似て異なる学問です。
あなたが学生の頃を思い出してください。
計算問題は解答法が分かれば綺麗に答えを求められる問題が多かったと思います。
故に判断推理が苦手な受験生は
場合分けという概念を理解できていない受験生が多いように思います。
問題を解いていく過程で、綺麗に問題が解ききれないと
「あれ、これ以上は条件を確定できないぞ、どうすれば解けるんだ…」
と、綺麗な解答法があると思いこんでいる受験生をよく見ます。
これは間違った考え方です。
判断推理は、場合分けなくして解ける問題は稀です。
正答が1パターンに確定できることは稀です
もしあなたが、判断推理が綺麗に解けるものだという前提を考えているならその考えは捨てて下さい。判断推理を解くのに、その前提はいりません。
判断推理では答えに詰まったら場合分けすれば良いということを覚えておいて下さい。
※数的推理でも場合分けは使えます。
例題を解いてみよう。
それでは実際に問題を解いてみましょう。問題は以下のとおりです。
問題
_____________________________
『情報の整理 → 場合分け』の手順で実際に解いてみましょう。
【解答】
まずは情報の整理からなので、与えられた条件を図にしてみましょう。
A~E、ア~オがそれぞれ何回目に踊ったのか図にまとめると、図1の通りまとめることが出来ます。
また、5回違う相手と踊ったのだから、縦・横に1~5が1回ずつ入るようになればよいと分かります。
例えば、まずア-Eの部分が確実に1になり、ア-Bの組み合わせが3回目にペアになったと分かります。
このように図1を埋めていくと、下の図2の状態まで確定することができます。
これ以上、問題の条件から図を埋めることは出来なくなりました。
この時点で、3回目にBと踊ったペアはアと確定できますので、この時点で正解は選択肢1か2であると分かります。
しかし1と2のどちらかが正解か、これ以上は確定できませんよね?
ここから、正解を確定させる為に
解答ステップその2 「場合分け」に行います。
正解が選択肢1なのか、選択肢2なのか検証していく訳です。
選択肢1が正解ならDとイ、選択肢2が正解ならDとオが3回目のペアの組み合わせになるので、下記の2パターンの場合分けを行って検証します。
正解が選択肢1 正解が選択肢2
これを検証して問題条件と矛盾しないパターンが正解となります。実際に検証すると下の図の通りとなります。
正解が選択肢1とした場合の図は、濃くなっている部分が問題の条件と反してしまうことが分かるので、選択肢1は確実に正解になりえないと分かります。
よって正解は2であると確定できますね!以上が『情報整理→場合分け』を使用する判断推理の解答法です。
これで判断推理の解き方の基礎が分かったと思います。
判断推理のまとめ
① 情報の整理 → 場合分け
② 詰まっても諦めない。場合分けする。
判断推理は場合分けなくして解ける問題のほうが珍しいです。場合分けをマスターして判断推理を攻略して下さいね。
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それでは、判断推理を得意科目にするために
今すぐに過去問題集を開いて判断推理の問題集を解いてみましょう。
解答に行き詰まったらイチイチ悩まずに場合分けです。
ぜひやってみて下さい。
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今回は以上です。ありがとうございました!
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