こんにちは
管理人です。
公務員試験は
しっかりと正しい対策をすれば合格できる試験ですが簡単な試験ではありません。
毎年、公務員になれずに終わってしまう方も必ずいます。新卒一括採用が根強く残る日本では公務員浪人にはそれなりのリスクがつきます。
そこで今日は公務員浪人生が知るべき、来年の公務員試験に合格するための対策法を書いていきます。
この記事は公務員浪人中の方には、ぜひとも見て頂きたい内容です。
公務員浪人ってメンタルが厳しい状態にあるわけじゃないですか。
感情が安定しない時って純粋に正しい判断を取れなくなるわけですよ。
それで同じミスを繰り返してしまうと
・生涯年収down
・社会的信用の喪失
等、けっこう失うものも大きくなります。
新卒採用の文化は公務員の中にもあるわけで、やっぱり職歴なしの期間が長引くだけ、合格も難しくなるのが現実です。
この記事を読めば
あなたは来年に公務員になれる確率を上がることが可能です。
逆に読まないと
間違った努力を継続してしまい、不合格を繰り返す可能性が上がります。

こんな人にメリットがあります
・公務員浪人している。
・第1志望に合格できなかった。
・がむしゃらな努力が空回りしている気がする。
ぜひ目を通してください。
公務員浪人したらまずは自己分析
もしあなたが公務員浪人しそうな立場であるなら、まず最初に行うべきは「自己分析です」
① なぜ公務員になりたいのか
② 民間では絶対にダメなのか
この2つをまずはじっくり考えましょう。新卒一括採用の根強い日本ですから、公務員を諦めて民間への就職についても現実的には考えなくてはいけません。
公務員浪人の最大のメリットと最大のデメリットは以下の通りでしょう。
【メリット】
・勉強時間が確保でき、合格率は高くなる。
【デメリット】
・浪人して再度不合格になると後がない。
公務員試験に合格するにはそれなりの勉強時間は必要です。民間で働きながら合格することは可能ですが、その確率が下がることは否めません。
リスクとリターンの関係で、デメリットなく公務員試験を再受験するということはできません。
大切なことはあなた自身がどうなりたいのかを自覚し、自分の意志で公務員浪人するか否かを決めることです。
【例】
・筆記試験には自信があるから、面接力を高めるために民間就職する。
・どうしても公務員だけに集中したいから、公務員浪人する。
・公務員に絶対なりたい訳ではないから、まずは民間に就職しよう。公務員を再受験するかは働いてから考えよう、
公務員浪人するのであれば、覚悟を決めましょう。公務員以外の道に進むのであっても胸を張りましょう。公務員試験で得た経験は必ず今後に活かすことができます。
ここから先は公務員浪人生が来年合格するための方法を書いていきます。
対策① まずは敗因を見直そう
当たり前のことですが
前年の失敗を成功に活かすためには不合格の原因を見直す必要がありますよね。勉強時間が足りなかったのか、試験本番で緊張してしまったのか、どの科目で点を稼げなかったのがダメだったのか…、しっかりと去年の成績を振り返ることはできていますか?
多分、このページを見ている大部分の人は
「いやいや、そんなこと分かってるよ」
なんて思っているでしょう。
私から一言もの申しますと
「いや、たぶん分かってないから」
「自分自身の敗因かなりの確率で分かってないから」
「分かってるなら、去年合格してるからな」
ということです。
というのもですね、
失敗した自分と向き合うのって非常に負担かかるんですよ。
こればっかりはどうしても、楽な思考に逃げてしまうのが人の性です。で、ここで逃げてしまった人がどんな思考に陥るかというと希望的観測(観念主義的)な思想です。要は現実を曲げて、解釈するようになるんですよ。
観念論的思考=失敗する人の思考
「観念論」的な考えの人が陥る思考バイアスというのは
現実がどうこうよりも「こうあるべきだ」「こうあって欲しい」という観念が現実よりも先に来てしまう考え方だ。
具体例として歴史でこんな話がある。
「五臓六腑図」という人間の内臓を示した書物(当時は誤っていた)があって、
昔、明の医者が
本当の内臓配置を示しているか否か確かめるべく、
罪人を解剖した話があるのはご存知だろうか?
結果
実際の人間の内臓と、五臓六腑図は全然違っていた。
このとき
五臓六腑図が正しいと信じていた明の医者がどうしたかというと
こいつは罪人だから内臓配置が変なんだ!
と現実の方を曲げた。
つまり、自分が現実を見たのにかかわらず明の医者たちは、その現実を曲げた。こういった考えが、いわゆる観念論的思考といいます。
現実主義的思考=合格者の思考
現実主義的思考というのは事実を事実として、受け入れる考えをいいます。
・良いものは良い
・悪いものは悪い
こういった、当たり前の判断ができる人が合格します。しかし公務員試験で合格できない人は
この現実を捻じ曲げて解釈します。
「偶然テキストに載ってない問題が出題されたからだ」
「緊張したからしょうがない」
「私は地頭が悪いから人より得点が伸びないんだ…」
というのは簡単です。この思考プロセスは上述した明の医者と変わりないではないか…。仮にあなたが、試験本番や模試で結果を出せなかったとしましょう。
環境の差は多少あれども、公務員試験勉強で使用する参考書は大体みんな同じです(予備校オリジナルか市販の問題集)。同じ内容の教材でも合格する人と、不合格の人がいるわけです。
これを頭の善し悪しで考えることは簡単ですが、結果がでないということは
「自分の勉強は悪い部分が少なからずあった」
「何かを変えなければいけないな」
この視点を持たなければ、今以上の得点は期待できません。
② 合格できる者だけが持つ考え方
現実を曲げ、自分の観念・概念で現実を解釈する…
そのような裸の王様になるのではなく
結果が出なかったのはなぜか?
という視点をしっかりと持つことが必要です。
模試で結果が悪かった事が問題なのではありません。
その失敗を次に活かせない事が根本的な問題です。
人間には自分が信じたいものを信じてしまう傾向があります。
その方が自分にとって楽ですから。
それでも
「自分がこう思いたい」と
「現実がどうだ」というのは
全く別物だ!
ということを
あなたには理解して頂きたいのです。
合格できる人はこのことを理解していますから
自分の現実を直視して、改善のために善処します。
悪い結果と向き合うことは簡単なようで
メンタルに尋常な負担が来るのも事実。
・今までの自分の努力が否定され。
・将来の不安は増幅。
・周りからの目も厳しくなる。
しかし、
正しいやり方に軌道修正しない限りは
あなたは同じことを繰り返します。
成功体験を繰り返すのは賢いことですが、
失敗体験を繰り返すのはさらに大きな不幸を呼びます。
こればかりは
あなた自身の力で立ち向かうしかありません!
失敗の原因を理解したうえで
失敗の経験を次の成功に活かせる否か
それが合格・不合格の分かれ道です!
僕も公務員浪人時代は自分の力を客観視するのが辛くて逃げてました。それでもなんとか合格できたのは現実をしっかり見て自分と向き合えたからだと思ってます。こんな私でも出来たのです。あなただって出来るはずです!
がんばれ!
今日は以上です。ありがとうございました。
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ぜひ活用してください。
今日は以上です。
ありがとうございました。
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